発達障害、心と体の不調、不登校などの診療です。対象年齢は0歳~17歳とさせていただきます。自殺企図、拒食症、幻覚・支離滅裂な言動のある方は、クリニックでの診療は安全確保が難しいため、精神科専門病院をご受診ください。
受診方法
まずは一般診療(小児科、皮ふ科、漢方診療)の時間で受診をお願いします。5分程度の診察となります。
2回目以降は1回30分(完全予約制)の診察または心理師によるカウンセリングをお勧めさせていただくことがあります。
30分診察・カウンセリング
患者様お一人に対し、医師・心理師が30分の時間を空けておりますので、キャンセルされる場合は診察日より2週間以上前にお電話をお願い致します。
診察日の13日前以降のキャンセル、または無断キャンセルがありましたら、次回はいったん一般診療(5分程度)での受診をお願いしております。
ご本人の来院が難しい場合は、保護者様のみの受診でも結構です。
薬の調整や処方のみの方
一般診療(小児科、皮ふ科、漢方診療)の時間枠でご来院ください。
院長の思い
私は勤務医時代、この領域を専門分野の一つとして勉強・実践して参りました。
また3人の子育て中の身でもあり、親の気持ちや、仕事・子育て両立の大変さが良く分かります。
人は得手不得手も、価値観も、生活環境も、幸せの形も十人十色です。
1人1人・1家族1家族のストーリーを大切にして、皆様が自分らしく誇りをもって成長していけるようお手伝いできれば、この上ない喜びです。
お持ちいただくもの
- 保険証または資格確認書
保険証はマイナ保険証でも紙の保険証でもご利用いただけます。 - 医療証・受給者証
こども医療証やひとり親家庭医療、受給者証などのある方は必ずご持参ください。マイナンバーカードには、医療証・受給者証の機能はありません。 - お薬手帳
他院で薬を処方されている方はお薬手帳などもご持参ください。
主な対象疾患
アセスメント(評価)
複雑で重層的な人の心の全体像を把握するには、多軸的なアセスメントが不可欠です。現在の症状、発達や性格、これまでの病気、生活環境とストレス、生活適応度を個別に評価します。そしてどこにどのような問題があるのか、何が助けになるのかを検討します。
脳の画像検査や脳波検査が必要な方には、高度医療施設を紹介させていただきます。
検査
当院で新版K式発達検査とWISC-Ⅳ(小中学生向きの知能検査)を受けることができます。
支援
疾病教育・親ガイダンス
全体的な「見立て」を共有していただきます。疑問点や納得いかないことがあれば、遠慮なくおっしゃってください。
それから病気の特徴、ストレスの原因、治療法(医学的・心理的・社会的)、生活上の注意事項、親にできることなどを説明させていただきます。
心の診療においては、薬を飲むだけでは解決できないことも多々ありますので、上記についてご理解いただくことは重要です。
カウンセリング

・学校・園・家庭での学習環境や人間関係をどう調整すればいいか、どのような福祉サービスが必要かなどを相談させていただき、必要な書類があれば発行させていただきます。
・思春期・青年期の方には、ご本人の前向きな気持ちを引き出すことを最優先とし、どうなりたいか、何ができるか、ストレス軽減策、社会復帰、進路のことなどをお子様の視点に立って相談させていただきます。
・保護者の方のお悩みも相談させていただきます。子どもの問題行動にどう対処すればいいか、反抗期の子どもとどう接するべきか、子どもに何をしてあげるべきかなど、何でもご相談ください。子どもを元気にするには、親も元気でいることが必要です。
薬の処方
